◆タマの世界征服 ◆37.白猫とキジ猫の名前は…◆

37.白猫とキジ猫の名前は…

タマの世界征服

	37.白猫とキジ猫の名前は…
	子猫の名前を決める事になったタエちゃん。コロコロとじゃれあいながら遊んでる子猫たちを嬉しそうに眺めながら考えている。「「タマ～、なんて名前にしようかな～。」縁側で寝そべるタマに話し掛けた。横で寝ているシロちゃんが顔を上げた。「タエちゃんなら素敵な名前を考えてくれるわ。」「名前なんて難しいにゃ。」寝そべったままタマが応えた。遊んでいる子猫を見ていたタエちゃんが突然。「あっ、あの白猫ちゃん丸くなるとボールみたい。白くて丸い…」タマとシロちゃんがタエちゃんを見上げた。「白くて丸い、白くて丸い白い玉…白玉ってどうかな。シラタマちゃん。可愛いわよね！」どうやら白猫は決まったようだ。シロちゃんがタエちゃんを見た。「素敵ね、白玉ちゃん。」嬉しそうに言った。「あのキジ猫ちゃんはどうしようかな…女の子だから～キジコにしよう～！」白玉、キジコ、ハチに決まったようだ。タマとシロちゃんの子供達だ。タマはそれでもいいかなと、シロちゃんはいい名前でよかったと思っていた。「シラタマちゃん！キジコ～！ハチ～！」タエちゃんが呼んだ。すると子猫達が振り返った。